ガードを緩めるには「ガードの固さを褒める」
女性がガードを固くしてしまう根本的な原因は「防衛反応」からきています。誰でも彼でも心や身体を許していたら、傷ついてしまったり大変なことになるというのが本能的に分かるから。
例えばセックスで挿入するときに、男は生でしたいと感じますが、女性は絶対にゴムを付けてほしいと感じます。環境が整っていない不意の妊娠を避けたいからです。
このように男女の間では、女性が性のストッパーになっていることがほとんど。しかしこのストッパーの強さには個人差があり、特にストッパーの力が強いと「ガードが固い女性」なんて言われたりします。
ガードが固い女性にとって、そのストッパーの強さは誇り・プライド。簡単になびかない私、に誇りを持っています。なのでガードが固い女性に、もっと気楽に話そうよ、と言ったところで逆効果。この男チャラい!と思われて終わりです。
そうではなく、ガードの固さをそのまま褒めて下さい。「しっかりしてるよね」と。そうすると女性は、軽い女と思われていないことが分かり喜んでくれるでしょう。
一方で、ガードが固い女性は「しっかりしている」と思われることに悩みを持っている場合も。え、じゃあどうすればいいの?と思うかもしれませんが、これは「しっかりしてるよね」と言った後の返信や反応を見ると判断できます。
そうかな?と返ってくれば喜んでいる証拠、よく言われる~と返ってくれば言われることにうんざりしていて自分ではもうちょっと弾けたいと思っている可能性が高いです。
こっちのパターンだとしても「しっかりした子に、自分の前でだけ甘えてもらうのが好き」なんて言ってあげれば、しっかりしてるという言葉がちゃんと褒め言葉になりますよ。
特別感のあるメッセージを送ってみよう
ガードが固い女性は、極端な話自分がヤリマンだと思われたくないんです。他の女とは違う!と思いたいんですよね。それはいわゆる「特別視されたい」ということに繋がります。
簡単に言うと、メッセージ内容を相手に合わせてしっかり考えて送る、だけで出会い成功率がグンと上がるでしょう。
確かに出会い系サイトのような他人と他人が出会う場では、とにかく自分の存在を多くの女性にアピールして片っ端から会う、というのが一つのやり方です。しかしそれだと一人一人に費やせる力が少なくなり、会うまで続かないということもあります。
メッセージを受け取った女性が文面を見て「これ私じゃなくて他の人にも使えるな」と思ったらそれで終わりなのです。
ガードが固い女性にはもちろん、一般的なガードの固さの女性にも一人一人に響くようなメッセージを送ることができれば、高いように思えていた出会える出会えないの壁が突破できるようになります。
さて、具体的に特別感のあやり取りの内容とは何なのかというと、基本は「相手に興味を持って話すこと」です。当たり障りのない無難なメッセージには、女性は惹かれません。自分だから誘ってくれてるのね、と思う内容が必要です。
趣味のこと、好きなもの嫌いなもの、日頃のことなどを積極的に質問したり相槌(面白いね、などの返事)を打ったりするのが大事。
女性は「女」ではなく「自分」に興味を持たれることを好みます。男側からすれば趣味や日頃のことなどは興味ないかもしれませんが、頑張って特別感を演出してみましょう。
特別感のあるデートプランの立て方
いざ出会えることになった場合、その日1日はどのように過ごせば良いのでしょうか。
ガチガチのデートプランを立てていく必要はありませんが、当日は初対面で緊張の連続。ある程度の店の提案やホテルに誘導できるような動線だけはうっすら考えておいたほうが良いでしょう。
ガードが固い女性とのデートは、初対面ではセックスなしと思っておきましょう。ただし、相手がお堅いと決めつけてサインを出しているのに帰らせるのはかえってプライドを傷つけます。イケそうだったら頑張って行く!案外この「行く方のプラン」も考えておく必要があるんですね。
初めて出会うときは、まず人通りの多いところで待ち合わせをします。知り合いにバレるのが嫌な場合は、同じ人通りの多さでも知り合いがいそうにない場所を選びましょう。
対面した後は、出会い系での初対面では定番の喫茶店・カフェへ。客が多くて入れないときのことを考えて、待ち合わせ場所付近のカフェを3つは頭に入れておきたいところ。
その後どうするか、とグダグダになる二人が多いですが、一人でお茶後のプランを立てるのは難しいので、事前に二人でしたいことを話し合っておきましょう。カラオケなどの個室は警戒心が強くなってしまうので、オープンな場でできることが望ましいです。
このように、全てでなくても一部で男性側がしっかりとリードすることで、女性はしっかりした自分を見せなくていいんだと思い、少し安心します。
特別なデートプランとは、変わったところや変わったことをするのではなく、女性が好きそうなことを二人でするといった気遣いのことを指すのです。