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メール期間は長すぎず短すぎず

メール期間の長さは、イコール「会えるまでの期間」ですよね。ここが長すぎると会いたい熱が冷めてしまうし、短すぎると長続きしなかったり・・・。

じゃあ一体「長すぎる」「短すぎる」がどれくらいの期間を指すのか、まずそこからお話していこうと思います。

例えば出会い系サイトなどのネットで知り合う場合、相手とのファーストメールから1週間以内で会うのは「短すぎ」です。気になった相手ならメールは毎日送る、という人も多いですが、その1日1日に何通ずつ送るでしょうか?

湯水のように時間がある限り送りまくる、という人は少ないでしょう。メール代が掛かる男性は特に。せいぜい、5通か多くて10通くらいじゃないでしょうか。

数だと十分多く感じるかもしれませんが、この程度の常識内のメール数では、1週間ぽっちで信頼関係を築くのは難しいのです。またなにより期間が一番他人と他人をより近い存在にしてくれるので、メールの数が多ければいいというわけでもありません。

じゃあ短いより長い方がいい?そう思って、メールするだけでも楽しいし・・・と1ヶ月続けてみた。はい、これは逆に「長すぎ」です。

人間の心理として、1週間目は相手のことをもっと知りたい期間で、2週目は会うか会わないか考え始めるころです。2~3週間目の間にゆっくり会う方向に持っていくのが正解です。

不倫も真剣恋愛も期間は同じ

例えば、極端な例を挙げてみます。遊び相手を探したい人と、結婚相手を探したい人。当然付き合ってお互いを知ったり歩み寄ったりするのに必要な期間は、両者全く違います。遊び相手ならパッと見つけてパッとエッチしても良いでしょうが、結婚相手となるとパッと結婚するなんて無理ですよね。

でも、その前のメール期間は、どんな目的であろうと「全く同じ」なんです。

メール期間は、お互いにとって相手がどんな人がチェックする期間。ハッキリ言えば、男性にとってはサクラや美人局(つつもたせ)じゃないか、女性にとっては二人きりになっても危険じゃないか、のチェックですね。メールのやりとりでは人として最低限の信頼さえできればいいので、そこまで必要な期間に違いが出ないというわけです。

セフレや不倫だからとすぐ誘うと、誘われたほうは「誰でも良いんだろうな」と気付きます。遊び相手ですから本音はそれでも良いのですが、相手に悟られてはダメなのです。良い所を見せようと努力するよりも、悪い所を見せないように隠し通す。無難にほどほどに、が案外出来ていない男性女性が多いんですよね。

メール期間はなぜ重要なのか?

せっかく上手くいきそうだったのに、タイミングが合わず失敗した。成功する人、しない人、世の中はほんの少しの違いで回っているんです。

会ってもらえる人と会ってもらえない人の違いは、メールの内容や通数も関係ありますが、一番は「期間」です。ハイハイ、とりあえず2~3週間メールをすればいいんでしょ?これは半分正解で半分間違いです。

2~3週間を目安にメールをすれば、短すぎや長すぎのときよりも出会い成功率は上がります。しかし、2~3週間という表現はざっくりしています。2週間なのか3週間なのか、同じ2週間でも前半なのか後半なのか・・・。2~3週間の期間の中で、今回の自分の場合はどこらへんで勝負を掛け始めたら良いのか?など、状況を読む努力はしないといけません。

1週間目に思ったより進展したなら2週間目の初めから中盤にかけて力を入れよう、1週間経ったけどまだしっかり話せてないなと思ったら2週間の後半から3週間目まで頑張ってみよう、などです。

失敗する人は、大抵短い期間で勝負を掛けようとしたり、逆になかなか誘えずマンネリして解消となったり、期間に振り回されている人です。2~3週間という幅を設けて、その中で状況をみて自由に動く。そうすれば焦ることもダレることもありませんよ。