最初は出会いの目的を曖昧にする
既婚者に限らず、初めてのメールで失敗する人は大体「結果を早く求めすぎる」傾向にあります。あなたもいきなり知らない人から「これから食事に行きませんか?」と誘われたらちょっと怖いですよね。
ネット上ならなおさら、顔や声さえも知らない人からいきなり距離を近づけられたら引いてしまうのは当たり前です。
既婚者なら特に、後々体の関係があるかもしれない。
だからこそ自分をできるだけ無害に思ってもらうため、当たり障りのないファーストメールを送ることがベストなんです。
間違っても不倫相手を探してますとか、セックスレスで~なんて送ってはいけません。
馬鹿正直に言って引かれる必要はないんです。
メールから実際に出会うまでで一番重要なところは「メール交換が始まる」こと。
つい、どうやって会う約束を取り付ければいいかを先に考えてしまいがちですが、そもそも返事が来ないと約束なんてできないわけで。
色々と述べましたが、結論は「普通の挨拶メールを送ろう」ということです。
ファーストメールに入れ込むべき内容
ファーストメールの時点では、当たり前ですが相手はあなたのことを知りません。
届いたら相手はまずメールの内容を確認し、あなたのプロフィールも一緒に確認して何となくの人物像を想像します。
最初は曖昧だからこそ、ここでなるべくいい人物像を想像してもらう必要があります。要するに第一印象を良くしたいということです。
その点でファーストメールは、短すぎず長すぎずが基本になります。短すぎると印象が薄くスルーされてしまいますし、長すぎると重たい感じがして怖さが勝ってしまいます。
じゃあ何文字くらいがいいの?と思うかもしれませんが、文字数ではなく「最低限の内容」をちゃんと入れていくことが大事。軽い挨拶、自分の名前、なぜあなたにメールを送ったのか(選んだ理由)、相手への質問、返事のお願い、の5つ。それぞれ一言~2行くらいで簡潔にまとめるとスッキリ好印象です。
具体的なファーストメール内容例
上のファーストメール構成例に当てはめて、一つ例文を用意しました。
「初めまして、僕は○○といいます。プロフィールを拝見し△△さんは映画鑑賞がご趣味ということで、私も映画が大好きなのでぜひお話したくてメールしてみました。特に洋画が好きですが邦画も時々観に行きます。△△さんはどんなジャンルをご覧になりますか?お話だけでもできたら嬉しいです。」
これは当たり障りのない、むしろ面白味のないメールに分類されると思いますが、基本で理想的な形で骨格になるものです。これをそれぞれ自分の好きなように肉付けしていき、自分のファーストメールにしていくのです。
相手が年下のときはちょっとフランクな感じで親近感を、年上のときは下手に出て褒めたりおだてたりする。
誰に対しても大切なのは「あなただから送った」感を出して良い気分になってもらうことなので、相手に応じてちょっとずつ追加したり文調を変えたりしながら一つだけのメールを作り上げるマメさが求められるのです。